やんしのきまぐれポート

しがないアラサーがつらつらと文章を書いていきます。

いけない fool logic 新曲レビュー

「いけないfool logic」

シングル曲レビュー

UNISON SQUARE GARDEN の約1年ぶりとなるシングル。
19年目にして19枚目のシングルとなる。
今回はアニメ放送に先駆けて9月27日にCDリリース、
そして10月2日のアニメの1話放送日の翌日からDL配信、サブスク解禁となる。


収録曲は

・いけないfool logic

・あまりに写実的な

の2曲。


前作の「カオスが極まる」と前々作の「kaleido proud fiesta」に続いて、シングル表題曲とCD限定のカップリング曲の2曲というスタイル。
CDを買った人に付加価値を。というのは健在。しかし、カップリング曲はライブでもしっかり披露するので私たちファンとしてはマストではある。


まずは

いけないfool logic

作詞・作曲:田淵智也 / 編曲:UNISON SQUARE GARDEN、伊藤翼

「鴨乃橋ロンの禁断推理」
のアニメのオープニング主題歌として制作された今作。

アニメの曲を何度も担当してきたユニゾンだが、これほどポップな曲を提供曲にもってくることはなかったので、純粋に驚きと嬉しさが同時に襲ってきた。
どこかミュージカル曲のような展開があったり、
10% roll,10% romance に似たような小洒落たダンスのリズムみたいなものがあったりと最初から最後までハッピーで飽きさせない曲だろう。

やはり曲タイトルから思い浮かぶのは、

like coffee のおまじない や

mix juiceのいうとおり だろう。

その2曲に通ずる、ピアノやホーンが乗ったポップさや豪華さがある曲に仕上がっている。
また、似た曲調、印象を受けるのものとしては、

君の瞳に恋してない や

恋する惑星 が挙げられる。

恋する惑星

恋する惑星

この2曲で培ったユニゾンなりのポップに振り切ったロックというものが今回の いけないfool logic に組み込まれているものなのだと私は思う。

全体的な雰囲気としては、先述した4曲と似ており、誰でもノレるような明るいポップロックとなっている。
(全てに共通する点としては同期でバンド3人以外の音が入っている。挙げてきた曲たちの正当進化と言ってもいいのではないかと思う。バンドの3人以外の同期の音は年々厚みを増しており、軽快さの中にも積み重ねられた重厚感を感じる。)

特筆するべき点としては、アルバムの中心的な曲までの存在という立ち位置だったような曲調のものが、今回はシングルであり、タイアップが付いた曲ということにある。

kaleido proud fiesta

kaleido proud fiesta

前作、前々作に引き続き、アニメ主題歌という大きなタイアップが続いた中、毎回違った印象をつけることは苦労するだろう。しかし、3曲共に魅力がそれぞれあり、ある種同じバンドとは思えないほどの振り幅があるとも捉えられる。そうした中で今作はポップに振り切っている。そこに今回のタイアップ、新曲に対する一種の意思表示だと感じている。



続いてB面の

あまりに写実的な

作詞:田淵智也 / 作曲・編曲:UNISON SQUARE GARDEN

19年目にして初めてのバンド3人名義作曲。
前回の「放課後マリアージュ」がある意味B面曲としての局地に達していたと思うが、今回はバンド名義作曲という名の新しい切り口。
こんなのファンが喜ばないはずがない。
曲としては「ユニゾンがこんな曲作るのか…。」と思わせてくれるような新しい風が吹く一曲。
ギターとドラムのリフはやはり斎藤さん、鈴木さんのいつもと違ったことをしてやろうという気概をものすごく感じた。3人が合同で作ったことによる成果が、また新しい風を生むなんて。19年目のバンドとは思えない。
まさにCDを手にした人だけが聴けるというのに相応しい特別感がある。



10月31日からはこの新曲も加えて、新アルバムツアーの2週目が始まる。もちろん、今回の2曲も披露されることだろう。既存曲と組み合わせて聴き込んでいき、ツアーに備えていきたい。

nextツアーセトリ予想と遅すぎるアルバムレビューも早いうちにあげたいなと思っております

ウルトラマンブレーザー 「親と子」感想のお話。

自宅でのゲント隊長の様子が初めて描かれる。
しかしテレビを凝視しながらどこか変なゲント隊長。(これは前回に引き続きブレーザーの意思??)
皿洗いってのがリアルでいい。

息子はタブレットブレーザーを見ている。
ゲント隊長なんだか嬉しそう。

怪獣の卵を観に行きたいという息子のジュン。


僕らのスペクトラ

僕らのスペクトラ

「親と子」

山梨県 鬼涌谷

綺麗な山の中に怪獣の卵が。
周囲には見物客がたくさん。
ゲント隊長一家が見守る中、卵が帰る。

ベビーデマーガ出現。

「赤ちゃんだ!怪獣の赤ちゃんだよ!」

ベビーデマーガの鳴き声に呼応するようにデマーガが山中から現出。

SKaRDから連絡がくるゲント隊長。
家族には施設課に所属との体にしている。
この辺なんか妙にリアル。SKaRDは公にできない組織なのか、単に家族に心配をかけたくないだけなのか。

久々に登場の参謀長。
ベビーデマーガは拘束されてしまう。
デマーガに対しても攻撃命令が下る。

一方的な命令に困惑するSKaRDの面々。
見物客たちは防衛隊の攻撃に備えて避難を開始する。

アースガロン出撃。
Mod.2換装状態での出撃シーンもしっかり見せてくれるのは良い。
ミサイルと同時に現着するアースガロン、早すぎない?笑

「赤ちゃんを守ってるんだ。」


アースガロン現着。


アースガロンの黒目がないのはそういう演出か…。
冷静なテルアキ副隊長に対して、いつにもなく交戦的なヤスノブ隊員。
アースガロンを完全に悪いロボのように見せているのは演出の妙。

ブレーザーブレスがゲント隊長の腕に出現。
これはブレーザーの意思で怪獣を止めろということなのか。はたまたアースガロンを止めろということなのか。

アースガロンが頭部に被弾し、押されていく。
目が壊れる描写なんてモロにメカ◯ジラやん…。

「なんか…違くない??あの怪獣やっつけなきゃダメかな?」

デマーガは単純に赤ちゃんを守りたいだけ。
息子の言葉を聞いて何かを思うゲント隊長。

そして息子に妻を託して現場へ向かおうとするゲント隊長。
妻は全部わかっている??

そしてブレーザーに変身。

すぐさまレインボー光輪を使用する。
(ここのブレーザーブレスの手元が写される場面でゲント隊長の衣装がしっかり今回のものになっているのがえらい。芸コマすぎる。ニュージェネシリーズはその辺が適当すぎたから嬉しい。)

光輪から冷気が発生してデマーガを氷漬けにしてしまう。
凍らせる技はいわゆる属性攻撃??
(他にもいろんな属性攻撃があるかも?スパイラルバレードだけでなくレインボー光輪大喜利もはじまっている…。)

スパイラルバレードを出して、デマーガに歩み寄るブレーザー
しかしブレーザーは1人もがき苦しむ。もう一つの意思に止められているのか。

そこへミサイル攻撃がデマーガの元へ。
ブレーザーが咆哮でミサイルを一掃する。

「どういうこと?ブレーザー??」

スパイラルバレードを出現させたかと思いきや、金色の光となり、繭のようにデマーガを包み込む。
ブレーザーは親子の怪獣を倒さないという選択をしたのだった。

「今日のブレーザーはよかった!」

ブレーザーが褒められると自分のことのようにはしゃぐゲント隊長。かわいい。(ほぼ自分でもあるのだから間違いはないけれど。)

親子3人が手を繋いで歩いていく姿で幕をとじる。



今回は前回と打って変わってゲント隊長の家族がメインとなり、SKaRDの面々が必要最低限の登場。前回メインだったアンリ隊員のセリフなんてホントに一言程度。思い切ってこんなバランスでもしっかりキャラを際立たせていけるのだからすごい。

怪獣の親子の話は過去作品にもいくつかあり、田口監督メインでの作品で挙げるとすれば、
ウルトラマンX 第2話
「可能性のかたまり」

ウルトラマンZ #11
「守るべきもの」

この2つが今回のエピソードと非常に似た話になっている。どれにも共通して語られるポイントとしてあるのが、怪獣を駆除するべきなのか?怪獣の意思を尊重して倒さないことで、人間への被害は増えるのでは?ということである。今回の「親と子」でもここをしっかりと観ている側に問いかけている節は感じる。

そして今回の1番のポイントはブレーザーが1人でもがくシーン。明らかにもう一つの意思に止められているのは明白。ブレーザーの右半身が攻撃しようとしており、左半身が止めようとしているように見えた。左半身側はデザイン的にも情報量が多い点や、ゲント隊長が左利きな点を考えるとゲント隊長の意思と予想される。(ゲント隊長演じる蕨野友也氏が左利きのため、役づくり上そうしたようにも思えるが、田口監督はなにか考えていそうな気もする。)通常、スパイラルバレードを投げるのは右手なので、こちらをブレーザーの意思側と考えるのが妥当ではあるのだが、今回のエピソード中のことを考えると、全く逆の可能性も捨てきれない。
また、息子の話を聞いたゲント隊長だが、周囲の被害や家族の安全を考えて怪獣を駆除しようと考えた可能性もあるだろう。反対にブレーザーの意思が最初から怪獣に悪意がないことを認識しており、怪獣を逃がせようとしているようにも解釈出来ないこともない。
ゲント隊長の息子、ジュンにスポット当てているため、怪獣を倒さない=ゲント隊長の意思 というようにストレートに観てしまってよいのだろうかもいう疑問も残るのが面白い。ここで物語上でしっかりと描かれてないのも良いポイントでもあるし、今後の作劇にも関わってきそうなので覚えておきたい。

ウルトラマンブレーザー 「オトノホシ」感想のお話。

ランニング帰りのアンリ隊員。
そこへ一通のハガキが届く。

10年前

「ツクシのおじさんからか。」

学生時代のアンリの回想が入る。

「良いものは良い。楽しむことに飽きはない。」

「好きなように音を楽しめばいいんだよ。」

音楽に対しても、それ以外のことに対してもすごく大切なことを言っている気がする。

僕らのスペクトラ

僕らのスペクトラ

「オトノホシ」

タイトルがとても凝っていて好き。

参謀長の無茶振りに反応するSKaRDの面々。
ここでもテルアキ副隊長のおかんっぷりが。
ゲント隊長の左目が光り、ヤスノブの野菜ジュースを手に取る。

そして不思議な空間でブレーザーと交流するゲント隊長。
AR技術を使った撮影方法が面白い。
ゲント隊長の話し方、きっと子どもや動物に対してもあんな風なんだろうなぁ。

「アッツ!!」

みんなの冷ややかな目がゲント隊長に向けられる。


場面が変わってツクシのおじさんに。
どうやらこれが最後の演奏会になるらしい。


隕石が突如落下。
ゲント隊長とヤスノブ隊員がアースガロンで出撃。

「はじめよう、これが最後のコンサートだ。」

幕が開き、コンサートが始まる。

なにやら不穏な空気。
そして隕石からガラモンが現れる。
ウルトラQのテーマ曲やないか…。)

「機械なのか?」
「ロボットってことですか。」
「ガラモン?なんか古くさい名前ですね。」

アースガロン出撃。

演奏会の音楽をバックにガラモンとアースガロンの戦闘が幕を開ける。
(この回のために作られた新規の曲ばかりなんて…素晴らしすぎる。脚本的にも作品全体としても音楽がしっかり組み込まれていることに感嘆する。)

「アンリの直感を信じる!」

すぐに言い切るゲント隊長がかっこいい。

アースガロンの上を跳ぶガラモンのカットがすごい。
Mod.2ユニットが破壊され、格闘戦に持ち込むものの、追い込まれてしまうアースガロン。ついには戦闘不能となり、ヤスノブ隊員は気絶してしまう。

そしてゲント隊長がアースガロンの上からブレーザーに変身。この今回もまたもやゲント隊長目線から。
いつものグングンカットからの右アッパーを喰らわせるブレーザー。どんどん戦闘センスが磨かれている?
しかし、固い装甲のガラモンに苦戦。

コンサート会場に到着するアンリ隊員。
ツクシのおじさんの正体はセミ人間で60年前に地球を侵略しにやってきたのだった。(なるほどそれでツクシのおじさん…。)

「だが、出会ってしまった。音楽に。」

音楽に魅了されたツクシのおじさん。しかし、侵略を実行しなければならない時が来てしまった。

スパイラルバレードでガラモンを切り付けようとするブレーザー。しかしびくともしない。
そして音波攻撃に苦しめられる。

「私に止めてほしかったからじゃないんですか??」

ガラモンに踏みつけられ、追い込まれるブレーザー

抑え込まれながらも銃を構え、引き金を引くアンリ隊員。
ツクシのおじさんの右手に見事銃弾は命中し、ガラモンの動きも止まる。
ブレーザーはすかさずレインボー光輪で反撃。今回は両手にそれぞれ小さい光輪を作ってジワジワと破壊していく。バラバラになるガラモン。

「これで楽団は解散だ。みんな好きに生きてくれ。元気でな。」

ツクシのおじさんの切ないようで、どこか安堵したような表情に胸を打たれる。

幕が降り、物語も幕を閉じる。



今回は2回目アンリ隊員回。冒頭からアンリ自身の回想から入り、相手との決着もアンリの引き金からというある種完璧すぎるほどの個人回。ゲストも特撮作品の1つのエピソードに出てくれるとは思えないほど豪華で、ウルトラマンブレーザーの作品としての本気度をまた感じさせてくれた。
全編通して音楽との噛み合わせも素晴らしく、一つのお話としての完成度はかなり高いと思った。また、現時点でブレーザーの中で1番好きなエピソードにもなった。

ウルトラマンブレーザー 「虹が出た 後編」感想のお話。

初めて前話のダイジェストからのスタート。

気絶しているゲント隊長。
ウルトラマンの1話を思い出させる描写。

安堵する隊員たち。
すぐにアンリの心配をするゲント隊長。流石人間ができている。
7つの台風が猛威を振るっている。
ニジカガチは台風の真ん中に。暴風の影響で航空部隊は対応が出来ない。
隊員たちの反対を押し切って動き出すゲント隊長。

「犯人は横峯教授だ。」

「虹が出た 後編」


移動する車内でことの次第を説明するゲント隊長。
ニジカガチの情報を集めていたエミ隊員。
横峯教授の研究室にまで行っているなんて…

教授を倒せばニジカガチを止められるかもしれない。
この結び付きは…ブレーザーとゲント隊長にも?

額のダイヤモンドから放たれる光線を攻略するには??
Mod.2を使うしか…
(ゲント隊長、無理矢理がすぎないか?販促のせいもあるんだけど笑)

教授の説得を試みようとするゲント隊長に自分が説得すると進言するテルアキ副隊長。ゲント隊長に対しても横峯教授に対しても思いやりを感じられる。こういった時は理解を示せる第三者が介入するのが良いという判断はとても理解が出来る。

「何言ってんだよ。テストじゃ本気だせないだろ!」

「Mod.2の活躍みたかったなぁ…。」

細かなセリフにキャラクターの良さをとても感じる。

今回のアースガロンMod.2 はヤスノブ隊員、ゲント隊長のローテ。

「出し惜しみは無しだ。存分にやれ!」

横峯教授に対峙するテルアキ副隊長。

引きのカットで奥で戦闘をしている様子を見せるのが見事。

ニジカガチとアースガロンの戦闘、今回も迫力満点でかっこいい。爆発もあるし、Mod.2の演出もいい。

偏った考えに至ってしまった横峯教授を自分なりの考えで真っ向から諭していくテルアキ副隊長。
教授の考えを受け入れながら真っ直ぐに自分の思いを伝えるテルアキ副隊長の器の大きさを感じる。
この人が隊長でもきっといいチームになれるわ…

教授の手元で破壊されたリングがニジカガチの元へいき、さらなる力を与える。

動けなくなるアースガロン。1発ならミサイルが打てる。

「俺が行く!」

臨戦態勢のニジカガチ。
迎え撃つように変身するゲント隊長。

ブレーザー登場。

ウルトラマン!!」

この驚きは??
前回消えていなくなったから驚いている?
SKaRDの面々はみんな感が鋭そうだからそろそろゲント隊長がブレーザーだということがバレてしまいそうな気もする
…。

さらに強くなっているニジカガチ

隙を突いてミサイルを発射し、額のクリスタルを破壊するアースガロン。
額からは虹が出ていく。

「虹を掴んだ??」

僕らのスペクトラ

僕らのスペクトラ

ブレーザー!頼む!力を貸してくれ!」

虹色に輝くレインボー光輪でニジカガチを真っ二つに割りフィニッシュ。

「教授、一つお願いが。」

「サインしてもらってもいいですか!!」

テルアキ副隊長さすがにこのタイミングでそれはやばすぎないか??笑笑


テルアキさん、ああ見えてバグってるからな🤣🤣🤣

テルアキ副隊長の実家で調査に出向く隊長と副隊長。
のほほんとした雰囲気で終われるのがブレーザーの良さの大きな一つだと感じる。




今回は前編に引き続きゲント隊長回…と思いきやまさかのテルアキ副隊長回。前後編だからそれはないと思っていた…。(完全にしてやられた感。)

話し運びも去ることながら、怪獣のニジカガチ、アースガロンMod.2、そしてブレーザーの活躍がこれでもかと詰め込まれていることに驚かされる。
ただの販促ではなく、物語の面白さから劇中のキャラクターを好きになって購買意欲が上がる。といったようなプロセスをしっかりと踏める番組になれていることはとても大きい。
今回の怪獣、ニジカガチのソフビはDXアースガロンの拡張パーツとして今回登場したMod.2が同梱する。
劇中で相対し、活躍していたのだから抱き合わせとしてもバッチリだし、観ている川も合わせて揃えたくなるのでベストな商法とも言えるのではないか。
アースガロンの拡張が物語の中でも、玩具としても面白くワクワクするポイントになっているのは子どもも大きなお友達も喜ぶところだろう。

そして、もう一つの要はニジカガチのブレーザーストーン。こちらも玩具が発売され、劇中ではブレーザーのストーンに次いで2番目に登場したストーンになる。
怪獣の力とブレーザーの力をかりるためのものとして使っていくようだが、その力の正体は?
物語が進んでいき、ブレーザーの謎が明らかになっていく中でストーンについてもわかっていくのかもしれない。
(アースガロンや怪獣ソフビほどではないのかもしれないけれど、劇中でしっかり使われるとストーンもほしくなるよね。)


次回は一周回ってまさかの最速で2回目のアンリ隊員回。
音楽を題材にして物語が展開していくようなので、そこが個人的には気になるところ。
ガラモン??あなたウルトラマンと戦えるの??
活躍が楽しみだ。

ウルトラマンブレーザー 「虹が出た 前編」感想のお話。

「あっつい!」

アイスの差し入れをするアンリ隊員。
(できた後輩だな。かわいいぞ。)

横峯教授の説明が入る。
ゲント隊長は元教え子。

お互い釣り好き??(2話のブレーザーに通じるところアリ?)


湖に手を入れ、苦しむ横峯教授。
空に浮かぶ逆さ虹。

僕らのスペクトラ

僕らのスペクトラ

「虹が出た 全編」


Mod.2の開発はあと1ヶ月くらいかかるそう。

「いや、無理はするな。」
ヤスノブにそう伝えるゲント隊長

「私の実家の畑でも日照り続きで…」
またまた実家の話をさらっといれてくるテルアキ副隊長。

夏の暑い時期のエピソードに重ね、過去エピソードのエッセンスをちょこっと使ってくるセンスがお見事。

横峯教授と釣りをするゲント隊長。
話しているのをみているだけで教授の固さやどこか浮世離れした人間性が垣間見えてくる。

ゲント隊長からの問いかけに不穏な表情を浮かべる教授。
怪獣の話を伝承されたものとする設定かなり好きだ。

「まさに不遜の極みだ。」

この言葉に呼応するように、怪獣が現出する。

風景の中に佇む怪獣のカット、どこかシンウルトラマンの序盤に似ている気がする。魅せ方かなり良い。

今回のアースガロンはヤスノブ隊員、テルアキ副隊長ペア。怪獣が周囲を吸い込もうとする。気圧の影響で2人は頭に締め付けられるような痛みを感じる。(こういう少しだけどそれらしい描写いいね。)

天弓怪獣 ニジカガチ

ニジカガチについて調べたことをみんなに伝えるエミ隊員。様々なところに言い伝えがある。

再び横峯教授に問いかけるゲント隊長。
怪獣は駆除する対象なのか。ウルトラシリーズ特有の問題提起。人間は悪なのか?これは現代に生きる自分たちにも突き刺さる問題なのかも。

雨で大地を洗い流し、不要なものを排除するのがニジカガチの目的であることがわかる。横峯教授もかなりマッドな考え方をしているのがわかる。

台風が7つも。ニジカガチの影響で温帯低気圧が発達。
次のアースガロンのローテはゲント隊長とアンリ隊員。

「まさにニジカガチが台風の目ってやつだな。」

アースガロンの攻撃にびくともしないニジカガチ。
頭の鎧が割れて、頭部が現れる。
そして強烈な攻撃を浴びせ、アースガロンは1発でノックアウト。
意識が朦朧とするゲント隊長の腕にはブレーザーブレス。
すぐさま外へ出て変身。

丸い球体になってから現れたのには何か意味があったのだろうか。(アースガロンのいた場所から出てくるとゲント隊長があやしまれるので少しズレただけな気もするが。)

果敢に攻めるものの、ニジカガチの圧倒的な防御力、攻撃力になすすべがないブレーザー
スパイラルバレードも光線で弾かれてしまう。
一気に窮地に追い込まれる。再び攻撃がくる。
その瞬間、ブレーザーは変身解除をし、光となって消える。
(これはゲント隊長の意思なのか。それともブレーザーの戦略的撤退?ゲント隊長を守った?逃げたのはわかるが真意はみえない。)

森の中に意識を失い倒れるゲント隊長。





今回は初めての前後編の前編ということで、なにも解決せずに物語が終わっている。アースガロンの新装備はニジカガチに対抗できるのか。ブレーザーのリベンジマッチはどうなるのか。どう魅せてくれるのかが楽しみだ。

ウルサマ2023(後期)にいってきた話。

ウルトラヒーローズEXPO 2023

サマーフェスティバル(後期)

にいってきました!


今回は前期との展示の違いと後期ステージについてが主になります。
前期分の記事こちらにあるのでみてね。

https://yanshi-oliveofficial.hatenadiary.com/entry/20230808/1691506623


入場者特典はこちら。

SKaRD特別隊員証とまるいうちわ(このイベントとTSUBURAYA imaginationの宣伝用)


今回は展示替えが少なかったので変更部分をご紹介。



前期に湊兄妹がいた場所がグルーブに。
前期〜後期で同じ場所で流れができているのはいいね。



前期にレイガがいたところにはトライスクワッドの3人が。
自分の腕を前に出して撮影している人がたくさん。
いいよね。トライスクワッド最高。


大きな展示変更はこれだけ。

あとはアースガロンが見やすくなったくらい…

ジオラマは全く変更がないので昨年、一昨年よりもここは不満かも…。


SKaRD内の展示は細かな差異があったり、キャストさんたちからのメッセージが変わっていたりと見どころあり。
直筆のメッセージ、とても良いですよね…。すごく嬉しい。

各隊員のデスク。(各キャストの後期登場回以降の展示です)



そして、後期ステージ

NEW GENERATION
THE LIVE
ウルトラマンブレーザー
〜巡る願い星 SIDE ブレーザー

スターズ編
〜巡る願い星 SIDE スターズ〜



今回は前期ステージとは逆でブレーザー編が先となり、時間配分的にもメインはこちら。スターズ編はゼットをはじめ、ゼロ、トリガー、デッカーと前期同様4人のウルトラマンという布陣。

後期ステージは全編を通して願い星というアイテムがキーとなっており、世界観こそ違えど、一つのショーとしてもまとまりは感じた。前期ステージはよくも悪くもシンプルすぎたので、今回のブレーザー編はゲント隊長の人柄の良さも出ていたし、ありきたりながら良い話だった。
スターズ編はゼットの最新形態のデスシウムライズクローのお披露目。そこからのゼット、トリガー、デッカー、ゼロのご唱和。(もう場内の盛り上がりは半端ないし、私たちの目からはたくさんの汗が💦)

今年のウルサマは初の声出し解禁や撮影可能タイムもあり、昨年、一昨年よりも盛り上がっていた。ブレーザー人気も相まって、ウルサマになってから1番盛り上がっていたと言っても過言ではないと思う。きっとウルフェスという体制に戻ることはないのだろうけど、ウルサマとしてもっともっと良いイベントになってくれたら嬉しいなと個人的にも思う。

ウルトラマンたち、今年の夏もありがとう。

ウルトラマンブレーザー 「侵略のオーロラ」感想のお話。

東京湾の上に浮かぶオーロラ。
突然自動車が動き出す…。

僕らのスペクトラ

僕らのスペクトラ

「侵略のオーロラ」

みんなから度々頼まれごとをするヤスノブ隊員。
チームの末っ子感、かわいすぎる…。

「おまえ、やっぱ疲れてるよ…。」


テルアキ副隊長(おかん)にお説教される3人、かわいい…。ママみが強すぎる。

ゲント隊長はトマト🍅をヤスノブに届けてやるミッションを遂行することに。



クルルに話しかけるヤスノブ。
取り繕うゲント隊長。

「最悪や!!」

しれっと登場するカナン星人。

全てを把握ずみのカナン星人のハービー。
ヤスノブとクルルにオーロラ光線を浴びせる。

ヤスノブ隊員が無意味にTシャツ脱ぐのは大人の都合ですか?笑 
カニック担当とは思えない完璧な肉体…美しい…。


テルアキ副隊長に電話で諭されるゲント隊長。
後ろで聞き耳を立てる女性陣かわいすぎないか。

カナン星人が前回から暗躍していたことがわかる。
各回を一つ一つをしっかり作りながらも、縦軸の要素もあるの素晴らしすぎる👏

カナン星人はアースガロンを操ろうと移動する。

とここで別の客(田口監督)登場。
いい体すぎるけどびっくりするよね…(笑)

クルルに話しかけるヤスノブ。
その言葉に応えてワープゲートを開くクルル。
(この辺の昭和感いいね。セブンっぽい。)


操られたアースガロンが緊急発進。
赤目アースガロンいいね。これもかっこいい。

ゲント隊長のクルルの呼び方絶対狙ってるでしょ🤣

「SKaRD、緊急出動だ!」


カナン星人の基地へ侵入するヤスノブ。
しかし、翻弄されてしまう。

SKaRDの面々が乗った車両を追いかけるアースガロン。
この辺の特撮すごいな。かなり違和感が薄い。
トマトが転がっているけれど、大した意味もないのがおもろい。

アースガロンに喧嘩を売るゲント隊長。
やっぱりたくましすぎる。

そしてゲント隊長目線での変身再び。
アースガロンを見上げての変身、からのグングンアッパー✊


水辺での戦闘はセブン対キングジョーのオマージュっぽい。

アースガロンに大声で訴えかけるヤスノブ。
流れ弾を喰らって落ちていくヤスノブ。ブレーザーの手の届かないところからヤスノブを助けるアースガロン。
このカットがカッコよくて見事。

逃げようとするカナン星人はブレーザーにあっけなく撃墜される。(ブレーザーくん、その身体の動きヤバすぎないか??笑)


一緒にクルルを掃除するゲント隊長とヤスノブ。
何気ないような会話も良い。
ヤスノブとアースガロンの関係、通じ合っているようで通じていない。しかし奥底にはしっかり絆があるようにみせているのが素敵。2人の会話のみで答えを出したりしないところがまた良い。ウルトラシリーズの良さってこういうところだよね。


次回は初の前後編でゲント隊長回。
かなりボリュームがありそうなので楽しみ。

ウルトラマンブレーザー 「山が吠える」感想のお話。

山の上に設置された大きな武器。その名もメガショット。
(なんか嫌な予感する…。しかもこのあとなんやかんやあってアースガロンの背中に付きそうだなぁ…。)


今回の舞台は
秋田県・市之字村・霧野山演習場

僕らのスペクトラ

僕らのスペクトラ

「山が吠える」



この場所がアンリ隊員の故郷ということで、ふるさとの話で盛り上がる。
「あの、地元とかそういうの意識しちゃうと任務に集中出来ないっていうか…。」
アンリ隊員の少し不器用そうなところが垣間見える。

そして幼なじみのミズホとの対面。
アンリ隊員のさりげない方言がかわいい。

霧野山には怪獣が眠っていて…。

ウルトラシリーズによくある代々受け継がれる巻物!!
祠にはドルゴ様を鎮める役目がある。
それをメガショット設置の際に壊してしまった。(悪いのあんたらやんけ…。)


幼なじみの説得と隊員としての任務で葛藤するアンリ。
アースガロンとメガショットによる演習がはじまる。
今回はアンリ隊員とテルアキ副隊長のコンビ。

ウルトラマンも怪獣もいない戦闘シーンをしっかり見せてくれるのもまた良い。
そして山怪獣 ドルゴ が現出。
シンプルなネーミングもいいし、初代ウルトラマンの怪獣のようなつぶらな瞳がまたいい味がでている。
ぐるぐる目のアースガロンも水分補給だけして二度寝するドルゴもまたかわいい。

山そのものになって冬眠していた。なんか既視感あるな…?ホオリンガとか??

今回お留守番のエミ隊員はPCで通話での参加。
情報収集がメインのエミ隊員を無駄に演習に参加させないあたり、この作品の真面目さが伝わってくる。(でもみんなエミ隊員見たいよねぇ。ちゃんと話に絡めてくれるのもまたえらい。)


アースガロンの復旧作業と並行して、御神体を祠に収める任務を行うSKaRD。こういうシーンが細かく描写されてるのっていいよね。
そしてドルゴが目覚め、ゲント隊長が空中へ放り出される。
そしてゲント隊長目線での変身シーン。
これまた今までなかったスタイル。

メガショットとドルゴに苦戦するブレーザー
そこへアースガロンが駆けつけ応戦。
「待たせたな。」
前回、前々回とブレーザーに助けられていたアースガロンが今度は助ける側に。

スパイラルバレードを2つに割って投げるブレーザー
なんつー動きしてるんだ…。発想も面白い。

アンリ隊員とブレーザーが目を合わせる。
安心した表情を浮かべるアンリ隊員。
こういった人とウルトラマンとの関係性が描かれるのもいいね。変身後にゲント隊長の表情が出ないことでまたこういった描写により深みが出ている気もする。

「眠ってけれ!!」

車の中の2人のコミカルなやり取りで終わる。
アンリ隊員の内面がより見えるとても良いアンリ回になっていたのではないか。登場人物がそこまで多くないので、交通整理もなくシンプルにまとめあげられているのもよかったポイント。

次回は早くも総集編の回。
どうやら凝った編集や演出になっているようなので見逃さずに注目したい。