「あっつい!」
アイスの差し入れをするアンリ隊員。
(できた後輩だな。かわいいぞ。)
横峯教授の説明が入る。
ゲント隊長は元教え子。
お互い釣り好き??(2話のブレーザーに通じるところアリ?)
湖に手を入れ、苦しむ横峯教授。
空に浮かぶ逆さ虹。
「虹が出た 全編」
Mod.2の開発はあと1ヶ月くらいかかるそう。
「いや、無理はするな。」
ヤスノブにそう伝えるゲント隊長
「私の実家の畑でも日照り続きで…」
またまた実家の話をさらっといれてくるテルアキ副隊長。
夏の暑い時期のエピソードに重ね、過去エピソードのエッセンスをちょこっと使ってくるセンスがお見事。
横峯教授と釣りをするゲント隊長。
話しているのをみているだけで教授の固さやどこか浮世離れした人間性が垣間見えてくる。
ゲント隊長からの問いかけに不穏な表情を浮かべる教授。
怪獣の話を伝承されたものとする設定かなり好きだ。
「まさに不遜の極みだ。」
この言葉に呼応するように、怪獣が現出する。
風景の中に佇む怪獣のカット、どこかシンウルトラマンの序盤に似ている気がする。魅せ方かなり良い。
今回のアースガロンはヤスノブ隊員、テルアキ副隊長ペア。怪獣が周囲を吸い込もうとする。気圧の影響で2人は頭に締め付けられるような痛みを感じる。(こういう少しだけどそれらしい描写いいね。)天弓怪獣 ニジカガチ
ニジカガチについて調べたことをみんなに伝えるエミ隊員。様々なところに言い伝えがある。
再び横峯教授に問いかけるゲント隊長。
怪獣は駆除する対象なのか。ウルトラシリーズ特有の問題提起。人間は悪なのか?これは現代に生きる自分たちにも突き刺さる問題なのかも。
雨で大地を洗い流し、不要なものを排除するのがニジカガチの目的であることがわかる。横峯教授もかなりマッドな考え方をしているのがわかる。
台風が7つも。ニジカガチの影響で温帯低気圧が発達。
次のアースガロンのローテはゲント隊長とアンリ隊員。
「まさにニジカガチが台風の目ってやつだな。」
アースガロンの攻撃にびくともしないニジカガチ。
頭の鎧が割れて、頭部が現れる。
そして強烈な攻撃を浴びせ、アースガロンは1発でノックアウト。
意識が朦朧とするゲント隊長の腕にはブレーザーブレス。
すぐさま外へ出て変身。
丸い球体になってから現れたのには何か意味があったのだろうか。(アースガロンのいた場所から出てくるとゲント隊長があやしまれるので少しズレただけな気もするが。)
果敢に攻めるものの、ニジカガチの圧倒的な防御力、攻撃力になすすべがないブレーザー。
スパイラルバレードも光線で弾かれてしまう。
一気に窮地に追い込まれる。再び攻撃がくる。
その瞬間、ブレーザーは変身解除をし、光となって消える。
(これはゲント隊長の意思なのか。それともブレーザーの戦略的撤退?ゲント隊長を守った?逃げたのはわかるが真意はみえない。)
森の中に意識を失い倒れるゲント隊長。
今回は初めての前後編の前編ということで、なにも解決せずに物語が終わっている。アースガロンの新装備はニジカガチに対抗できるのか。ブレーザーのリベンジマッチはどうなるのか。どう魅せてくれるのかが楽しみだ。