やんしのきまぐれポート

しがないアラサーがつらつらと文章を書いていきます。

ウルトラマンブレーザー 「山が吠える」感想のお話。

山の上に設置された大きな武器。その名もメガショット。
(なんか嫌な予感する…。しかもこのあとなんやかんやあってアースガロンの背中に付きそうだなぁ…。)


今回の舞台は
秋田県・市之字村・霧野山演習場

僕らのスペクトラ

僕らのスペクトラ

「山が吠える」



この場所がアンリ隊員の故郷ということで、ふるさとの話で盛り上がる。
「あの、地元とかそういうの意識しちゃうと任務に集中出来ないっていうか…。」
アンリ隊員の少し不器用そうなところが垣間見える。

そして幼なじみのミズホとの対面。
アンリ隊員のさりげない方言がかわいい。

霧野山には怪獣が眠っていて…。

ウルトラシリーズによくある代々受け継がれる巻物!!
祠にはドルゴ様を鎮める役目がある。
それをメガショット設置の際に壊してしまった。(悪いのあんたらやんけ…。)


幼なじみの説得と隊員としての任務で葛藤するアンリ。
アースガロンとメガショットによる演習がはじまる。
今回はアンリ隊員とテルアキ副隊長のコンビ。

ウルトラマンも怪獣もいない戦闘シーンをしっかり見せてくれるのもまた良い。
そして山怪獣 ドルゴ が現出。
シンプルなネーミングもいいし、初代ウルトラマンの怪獣のようなつぶらな瞳がまたいい味がでている。
ぐるぐる目のアースガロンも水分補給だけして二度寝するドルゴもまたかわいい。

山そのものになって冬眠していた。なんか既視感あるな…?ホオリンガとか??

今回お留守番のエミ隊員はPCで通話での参加。
情報収集がメインのエミ隊員を無駄に演習に参加させないあたり、この作品の真面目さが伝わってくる。(でもみんなエミ隊員見たいよねぇ。ちゃんと話に絡めてくれるのもまたえらい。)


アースガロンの復旧作業と並行して、御神体を祠に収める任務を行うSKaRD。こういうシーンが細かく描写されてるのっていいよね。
そしてドルゴが目覚め、ゲント隊長が空中へ放り出される。
そしてゲント隊長目線での変身シーン。
これまた今までなかったスタイル。

メガショットとドルゴに苦戦するブレーザー
そこへアースガロンが駆けつけ応戦。
「待たせたな。」
前回、前々回とブレーザーに助けられていたアースガロンが今度は助ける側に。

スパイラルバレードを2つに割って投げるブレーザー
なんつー動きしてるんだ…。発想も面白い。

アンリ隊員とブレーザーが目を合わせる。
安心した表情を浮かべるアンリ隊員。
こういった人とウルトラマンとの関係性が描かれるのもいいね。変身後にゲント隊長の表情が出ないことでまたこういった描写により深みが出ている気もする。

「眠ってけれ!!」

車の中の2人のコミカルなやり取りで終わる。
アンリ隊員の内面がより見えるとても良いアンリ回になっていたのではないか。登場人物がそこまで多くないので、交通整理もなくシンプルにまとめあげられているのもよかったポイント。

次回は早くも総集編の回。
どうやら凝った編集や演出になっているようなので見逃さずに注目したい。