やんしのきまぐれポート

しがないアラサーがつらつらと文章を書いていきます。

ウルトラマンブレーザー 「さすらいのザンギル」感想のお話。

過去に撃退した怪獣が、人や物をすり抜けて彷徨い歩く事案が立て続けに起こる。現場には必ず謎の男が現れ、大きな剣で怪獣を消し去っている。
この原因を探るためゲントが怪獣出現予想ポイントに先回りすると、謎の男・宇宙侍ザンギルが現れ、ゲントと話がしたいという。ゲントは、ザンギルから彼の秘密について知ることになるが…


僕らのスペクトラ

僕らのスペクトラ

「さすらいのザンギル」

今回はザンギルという新しい宇宙人の回。
ウルトラシリーズらしい雰囲気に包まれたなんとも趣深い話。
ザンギルを演じるのは特撮好きならゆかりのある唐橋充さん。彼の持つ独特の雰囲気は人を惹きつける魅力がある。そんな良さが今回のザンギルのキャラにも活きていたのではないだろうか。

ザンギルのビジュアルはなかなかにシンプルでストレート。(頭の角もしっかり使うんかい!!とは思ったが笑)
チルソナイトソードを持つブレーザーとの並びたちもカッコよく、2人で怪獣を討伐する描が映えていた。
思念体⁈を刺す2人の最後のカットは特によかった。

今回は幽霊(怨念?)を成仏させるという名の再生怪獣回。
倒されてしまった怪獣たちがまた見られるというのも良いものだね。

1番目立っていたのは話の後半に出てきたニジカガチ。
序盤の強敵とあってここでも好待遇。(いちおう怨念体という体らしいがかっこいいので何度出てきたって🆗)ニジカガチ回は前後編とも都市部ではなかったので、今回の都市部での戦闘はまた変わり映えしていてよかった。
人助けをしながら登場するブレーザー、そしてすぐさまレインボー光輪を放つ出し惜しみのなさが好き。
簡単には倒されないニジカガチは以前はあまり使われる機会に恵まれなかった尾先の剣を使っての戦闘。
ただの再登場ではなく、やりきれなかったこともしっかり見せてくれるのは素晴らしい。
ブレーザーのチルソナイトソード逆手持ちや峰打ちもキャラクター性や武器の特性までも活かせていてさすがとしか言えない…。

次回からはいよいよ終盤戦に入っていくような空気が。
そろそろスパイラルバレードがみたいなぁ。