「なにで怒られるのかなぁ…。」
前回の話の直後から始まる。
「遠い銀河のブレーザー、まばゆい光の中からやってきた…。」
ブレーザーを宇宙人と言いながらも、ウルトラマンという呼称を付ける。
(これどこかで観たことあるぞ…。シンウルトラマンだ…。)
そして待望のOP
シンプルかつヒロイックで良い。
「SKaRDを作った男」
隊員との対面から話が進んでいく。
ところどころアドリブも交えつつ、小気味良い会話が続いていく。
役者陣の力量もあって、キャラクターをわかりやすく描写しつつ、現実味のある会話に見せているのがすごい。
コメディの様子が多くなりながらも、しっかりと高いリアリティラインを維持出来るのは、スタッフ陣のしっかりした地盤作りと俳優たちのスキルの賜物だと思う。
「名前を呼ぶ時は下の名前かあだ名で。」
コミュニケーションをテーマとしている今作。お堅い組織は苦手なゲント隊長がSKaRDをどういうチームにしていくのか、楽しみだ。
隊員たちのフルネームを覚えやすく作劇しているのも素敵。少人数だからこそ個々の魅力も伝わりやすい。今後の個人回も楽しみ。
そしてゲードス出現。
わかりやすい水棲系怪獣で好き。
「食い意地の張った奴だな。」
かまぼこ工場を襲うのが今回で1番好きなカット。
この辺の合成と魅せ方が丁寧で上手い。
怪獣の登場時間は短いが、しっかりと魅力が伝わる。
「あっつ!!あっつっっ!!!」
まさかここでDXブレーザーブレスの謎音声が回収されるとは(笑)
そして変身。ブレーザーのグングンカット!
まさかの2話目からスパイラルバレードの汎用性を見せつけられるとは!!!
釣竿からの串刺し丸焼きゲードスでフィニッシュ。
ルアーみたいなものがしっかり青と赤のぐるぐるで表現されてるのがツボ。
5人の隊員が集合し、いよいよアースガロンのお披露目。
次回からの活躍が本当に楽しみ。
今回の2話は壮大なPVのようだった1話とは相半的にキャラ紹介とウルトラマンブレーザーという作品の方向性がしっかりと提示されている。堅実かつコミカルで良く言えばニュージェネウルトラマンとシンウルトラマンのいいとこ取りをして合わせたような感覚。
とにかく次回のアースガロンの活躍が楽しみだ。