やんしのきまぐれポート

しがないアラサーがつらつらと文章を書いていきます。

LIVE (on the)SEAT 感想

LIVE(on the)SEAT 

東京公演 観てきました!!!

 

《新しいアルバムの感想をちまちまと書いていたので、本当はそっちを先にあげたかったのだが、熱量が無くなってしまわないうちにこっちを書きあげてしまうことに…。》

 

会場は今年新しく開業した東京ガーデンシアター。とにかく新しいにおいがした…。

会場内は上に長い形状で、武道館のようなタイプ。上の階からでも割とステージが近く感じられた。

この会場の最大の収容人数は約8000人とのことだが、ソーシャルディスタンスを保たなければいけない都合上、今回の席数は半分ほど。また、使われていないブロックもあったため、多くても3000人ほどの来場者だろう。

 

気になる感染対策だが、会場内はマスクの装着を徹底、まず接触確認アプリのインストールをチェックし、消毒をしてからチケットの確認となる。

チケットを持っていたとしても、接触確認アプリのインストールが確認できないと、入場出来ないため要注意。 (なお、接触確認アプリ cocoa はiOS13.5 以降のバージョンではないとインストール出来ないので注意が必要。) これからライブに行かれる方々は読まれていたらぜひ気をつけてほしい。

対策自体はかなり万全なので、少し不安に思っている人は安心出来るだろう。(田淵が以前から語っていたが、行かないということももちろん一つの選択肢であるとは思う。)

 

 

 

以下、気になる楽曲等について。

セットリストに細かく触れていくので、見たくないかたはここでブラウザバックを。またぜひ読んでください。

既に参戦したよ!気になるよ!読んでやろう!というかたは最後までお付き合いください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気になるセットリストは以下の通り。

 

  • クローバー
  • フルカラープログラム
  • フィクションフリーククライシス
  • 誰が忘れているかとしれない僕らに大事な001のこと
  • セレナーデが止まらない
  • 世界はファンシー
  • 君はともだち
  • 夏影テールライト
  • Phantom Joke
  • 徹頭徹尾夜な夜なドライブ
  • ライドオンタイム
  • harmonized finale

 

 

全てで12曲。これで約1時間である。この密度で聴いてもまだまだ物足りないと思ってしまうあたり、ユニゾンに毒されている気がする。(いい意味で。)私が観たのは20時30分からの公演で、その日としては2回目の公演だったためか、3人とも完全に出来上がった?ウォーミングアップは万全の様子だった。最初からアクセル全開。(それはいつもか。)

フィクションフリーククライシスのあとに「UNISON SQUARE GARDEN です!」 といつも通りの自己紹介が入り、MCは少しだけ。今回は新たな会場となった東京ガーデンシアターについて触れていた斎藤くん。

 

「東京ガーデン…って書いてあると、恵比寿のガーデンホールと勘違いしますよね。もしかしたら、お客さんの中にも恵比寿に行ってしまった人がいるのかな?お仕事終わりかわからないけど、途中から入って来た人もいたので…笑」

 

『いやいや、歌いながらギター弾いてるのに客席のことしっかり見えとんのかい!』と思わず心の中で突っ込んでしまった。客席側は喋ってはいけないというガイドライン上、笑うことも出来ず、「やり辛いよね…僕らもです。」と斎藤くん。しかし、その隣で高らかに笑う田淵。みんなの笑いをひとりで消化してくれるあたり、さすがである。

 

 

君のともだち の後、「アルバムツアーはまた別でやる予定ですが、せっかくなので新曲をやりたいと思います。」からの夏影テールライト。

 

はじめて聴いてから2週間ほどで生で聴けるとは。(個人的には今回はこれを聴きにきたところが大きいが。)アルバムの中でも力を入れた新曲ということで、3人とも気合が入っていたようだが、コーラスを含め難しそうな要素もある。探り探りな感じで、まだまだ発展途上な曲だなというのが正直な感想だった。今後アルバムツアーなどでブラッシュアップされたこの曲を聴くのが楽しみで仕方ない。その後に演奏される

Phantom Joke への繋ぎ方も最高だし、何回でも聴きたい。今後しばらくはこの2曲はメインで使われそうだと感じた。

 

最後は harmonized finale で幕切れ。ラストは暗転し、斎藤くんひとりがライトアップされる。その間に2人は舞台外へと捌けていく。そして、独唱で締めくくる。こういった演出をされると、客側もアンコールはないと察することが出来るだろう。(案の定明かりがついてからアンコールを期待する拍手は起こっていたが。)

 

今回、セットリストの中で気になった曲が、

セレナーデが止まらない

君はともだち

の2曲。この2つは CIDER ROAD のアルバムに入れられていた楽曲である。そして、このアルバムのリード曲である、 to the CIDER ROAD は配信ライブの1回目に久々に披露されていたのが記憶に新しい。また、2回目の配信ライブでは like coffee のおまじない が披露された。(終盤にはライブでは定番の crizy birthdayも。)

そこでなにを伝えたいかというと、田淵が CIDER ROAD の楽曲たちを再評価し、またセットリストに組み込んでいこうと考えているのでは?という推測だ。この流れは昨年の15周年記念ライブに遡り、人気はあるもののなかなかライブで披露されることがなかった リニアブルーを聴きながら を演奏したところからはじまったのではないかと考えている。(ライブの頭がお人好しカメレオンだったことからも容易に考えられる。)

この流れからくると、

次に開催されるライブのセットリストには

ため息 shooting the MOON

流星のスコール

Miss.サンディ

この辺の曲が使われるのでは??

あくまでも希望的観測の域を出ないので悪しからず…。

 

 

総じて座っていても楽しめるを徹底していた1時間ではあったが、やはりロックバンドというものは騒いで暴れて楽しむものだと思っている自分としては、どこか寂しさと物足りなさを感じてしまう。立てない、声が出せないという制約の中、手をあげたり拍手をして音に対して応えていくオーディエンス。静かに座って鑑賞したい人にとっては良いかも知れないが、世の中のロックバンド好きのほとんどは今の状況を良く思っていないだろう。それでも、ユニゾンの3人やスタッフ、関係者たちが考え抜いた結果のこのライブにまずは賞賛し、今後の新しいライブや、今まで通りのライブが出来ることを願っている。

 

 

ここまで読んでくださった方々、ありがとう。近々アルバムの感想もあげる予定なので、また読んでいただければ幸いです。